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試合レポート

侍ジャパン女子代表が韓国下し大会7連勝で決勝戦へ

2016年9月10日

 韓国・釜山で開催中の「第7回WBSC女子野球ワールドカップ」7日目。3連勝でのオープニングラウンドBグループ1位に続き、スーパーラウンドも3連勝。すでに決勝戦進出を決めている侍ジャパン女子代表は、9月10日14時よりドリームパークメインスタジアムで、オープニングラウンドAグループ2位通過・地元開催韓国とのスーパーラウンド最終戦を戦った。
 直前のカナダ対チャイニーズ・タイペイ戦でカナダが2対1で勝利。決勝戦へ駒を進めたことにより、明確に決勝戦を見据えてのモチベーションを高めた侍ジャパン女子代表は、「この試合を勝つことと、明日の決勝戦の2つを頭に入れていた」(大倉孝一監督)とこの日も初回からギアを全開に入れる。

 先発の左腕・荒木未来(アサヒトラスト)はアサヒトラストのチームメイト・有坂友理香(アサヒトラスト)のリードにより、右打者・左打者共にアウトコース低めを突く丁寧なピッチングを展開。地元サポーターの大声援を受ける韓国打線に対し3者凡退2三振と満点の滑り出しを見せた。
 スーパーラウンドここまでの3試合ですべて先制している打線も1回裏二死からソツのない攻撃を見せる。この日は3番に入った川端友紀(埼玉アストライア)が「準備ができている」ことを示す大会10安打目のショート内野安打を放つと、二塁・三塁への盗塁を続けざまに成功。さらに有坂、寺部歩美(兵庫ディオーネ)が連続四球を選んだ二死満塁から暴投と小島也弥(環太平洋大2年)が俊足を活かしてのショート内野安打で2点を先制した。相手の見せた小さなスキを得点につなげるあたりは「ノーヒットでも点を取る」を常に掲げてきた侍ジャパン女子代表の真骨頂である。

 そして2回以降も荒木は素晴らしい投球を見せる。4回まで許したランナーは3回表先頭打者に対する安打のみの6奪三振。試合の流れを韓国に渡さなかったことが、4回裏以降の追加点につながる。
 4回裏は8番の田口真奈(環太平洋大2年)の左中間二塁打をきっかけに1番・平賀愛莉(平成国際大3年)のスクイズとエラーで2点。5回裏は一死二・三塁から7番・石田悠紀子(新波)のレフト前2点タイムリー。投げても5回から登板の2番手・田中露朝(尚美学園大2年)が1回3分の1、3番手の吉井萌美が打者1人、4番手のエース・里綾実(兵庫ディオーネ)が「決勝戦への感覚をつかみにいく」べく1回3分の1を無失点に抑え、6対0。侍ジャパン女子代表はスーパーラウンドも4戦全勝。大会通算7連勝で明日の18時からドリームパークメインスタジアムで開催される決勝戦・カナダ戦への準備をすべて終えた。

 「カナダはミスのない堅実な野球をするが、明日は今までやってきた日本の野球をすべて出し切りたい」(大倉孝一監督)。日本の女子野球選手たち、そして日本野球にかかわるものすべての人たちの思いを胸に秘めて、侍ジャパン女子代表は大会5連覇へのラストマッチへ挑む。

第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ

大会概要
第7回 WBSC 女子野球ワールドカップ 出場選手(2016年7月10日発表)

大会期間

2016年9月3日~11日

オープニングラウンド
9月3日(土)19:00 カナダ 2 - 8 日本
9月4日(日)14:00 日本 12 - 0 オランダ
9月5日(月)14:00 日本 18 - 0 インド

スーパーラウンド

9月7日(水) 14:00 ベネズエラ 2 - 7 日本
9月8日(木) 19:00 日本 10 - 0 チャイニーズ・タイペイ
9月9日(金) 19:00 日本 10 - 0 オーストラリア
9月10日(土)14:00 日本 6 - 0 韓国

決勝
9月11日(日)18:00 日本 10 - 0 カナダ

会場

韓国釜山広域市キジャン郡

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