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野球日本代表チーム激闘の歴史 〜1996年オリンピックアトランタ大会〜

1996アトランタ大会

土壇場からの決勝進出。息をのむ乱打戦はキューバに軍配

松中、井口(現ダイエー)、谷(現オリックス)、福留(現中日)、今岡(現阪神)ら、現在プロの主力として活躍する選手たちが出場したこの大会。事前合宿も含め万全の体制で臨んだはずが、予想外の苦しいスタートとなる。予選リーグ初戦は快勝するも、第2戦でキューバに競り負け、第3戦オーストラリアにまさかの黒星。次のアメリカにはコールド負けと3連敗で予選敗退の危機。しかし、ここでエース・杉浦が故障から復帰するとチームは息を吹き返す。3連勝で土壇場から準決勝進出を決めた。

準決勝で史上最強と謳われ、予選でも大敗を喫したアメリカを、杉浦の丁寧な投球と本塁打攻勢で見事に攻略。そして、決勝のキューバ戦はすさまじい打撃戦となる。序盤、リナレスに本塁打を浴びるなどして一気に6点を背負った日本だが、中盤、松中の満塁弾で同点に。しかし終盤、強力キューバ打線を抑えきれず再びリードを奪われる。最終回、谷の2ランで粘りを見せたが及ばず、金メダル奪回の夢は惜しくも破れた。

7月21日〜8月2日/フルトンカウンティ・スタジアム
金メダル●キューバ
銀メダル●日本
銅メダル●アメリカ
●日本代表メンバー
位置 NO. 選手名 年齢 所属
監督 30 川島勝司 53 ヤマハ
コーチ 31 垣野多鶴 45 三菱自動車川崎
32 大田垣耕造 46 東芝
33 井尻陽久 44 日本生命
投手 11 三澤興一 22 早稲田大
12 森中聖雄 22 東海大
14 木村重太郎 28 東芝
15 川村丈夫 24 日本石油
16 小野 仁 19 日本石油
18 森 昌彦 30 NTT東海
19 杉浦正則 28 日本生命
捕手 9 大久保秀昭 27 日本石油
21 黒須 隆 27 日産自動車
内野手 1 福留孝介 19 日本生命
2 野島正弘 24 日本石油
3 松中信彦 22 新日鉄君津
4 今岡 誠 21 東洋大
6 桑元孝雄 26 三菱自動車川崎
7 井口忠仁 21 青山学院大
8 西郷泰之 23 三菱自動車川崎
外野手 10 中村大伸 30 NTT東京
24 高林孝之 28 日本石油
25 佐藤友昭 27 プリンスホテル
27 谷 佳知 23 三菱自動車岡崎
●予選リーグ勝敗表
  キューバ アメリカ 日本 ニカラグア オランダ イタリア オーストラリア 韓国
(1)キューバ ××× ○10−8 ○8−7 ○8−7 ○18−2 ○20−6 ○19−8 ○14−11
(2)アメリカ ●8−10 ××× ○15−5 ○4−1 ○17−1 ○15−3 ○15−5 ○7−2
(3)日本 ●7−8 ●5−15 ××× ○13−6 ○12−2 ○12−1 ●6−9 ○14−4
(4)ニカラグア ●7−8 ●1−4 ●6−13 ××× ○7−0 ○7−2 ○10−0 ○8−3
(5)オランダ ●2−18 ●1−17 ●2−12 ●0−7 ××× ○8−7 ○16−6 ●3−11
(6)イタリア ●6−20 ●3−15 ●1−12 ●2−7 ●7−8 ××× ○12−8 ○2−1
(7)オーストラリア ●8−19 ●5−15 ○9−6 ●0−10 ●6−16 ●8−12 ××× ○11−8
(8)韓国 ●11−14 ●2−7 ●4−14 ●3−8 ○11−3 ●1−2 ●8−11 ×××

※3・4位、5〜7位は当該対戦の勝敗により決定

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