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U-18代表候補が小倉全由監督のもと始動 トップチームの井端弘和監督も視察に訪れる

2024年4月4日

 4月4日、侍ジャパンU-18代表候補選手強化合宿が始まった。昨年の「第31回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」では悲願の初優勝を果たし、今年からは日大三で2度の全国制覇など甲子園通算37勝を挙げた小倉全由監督が就任。新体制となって「第13回 BFA U18アジア選手権」(9月頃・台湾)の優勝を目指す中で、候補選手が2日目の紅白戦に向けて調整した。

 小倉監督が「前回よりも人(報道陣や関係者、プロ球団スカウト)が多くて緊張しました」と笑ったように、高校日本代表の指揮を執るのは2回目。前回は「侍ジャパン」が発足される前の2012年に行われたIBAF 18U世界野球選手権(現WBSC U-18ベースボールワールドカップ)を、大谷翔平(ドジャース)や藤浪晋太郎(メッツ)らとともに戦ったが6位に終わった。加えて昨年、馬淵史郎監督のもとで機動力やバントも絡めた幅広い戦法や堅守で世界一を果たしたこともあり、目指す野球については「確実性の高い野球」を掲げる。
 指揮を執っていた日大三では強打のイメージも強いが「小倉(私)も変わらなきゃいけないし、日本一になった時も打撃が目立ちましたが、走塁もしっかりやっていましたからね」と話すように、今年のU-18代表も幅広い戦法で戦うことを目指していく。

 そんな中で行われた初日の練習を終え、小倉監督は「みんないい目をしていましたし、いい返事で頼もしかったです」と目を細めた。各選手たちは初日からハツラツとした動きを見せ、投球練習ではアジア選手権の大会使用球を、打撃練習では木製バットを使ったが、それぞれが工夫をしながら順応を目指す姿が見られた。
 甲子園で活躍した選手たちに加え、各地区から推薦された能力の高い選手たち。それだけに普段とは違う環境や用具でも「徐々に慣れました」との言葉が多く出た。また、視察した侍ジャパントップチームの井端弘和監督も「バットも違和感なく振れていましたし、守備のレベルも上がっている印象です」と高校野球の技術向上を感じているようだった。

 2日目は紅白戦が午前・午後と行われる予定だ。温暖な気候となる天気予報も出ているだけに、良いコンディションで各選手がどんな持ち味を発揮するのか楽しみだ。

監督・選手コメント

U-18代表・小倉全由監督

「長打が続くということはあまり期待できませんから、野手は走れて肩が強くて守れて、投手は最少失点という確実性の高い野球をやっていきたいです。今の金属バット(今春から従来より低反発の基準に変更)が木製バットに近いものになったので、スイングは良い方向に変わってきていますね。一人ひとりの個性があるので、明日は各選手の良いところを見ていきたいです」

トップチーム・井端弘和監督

「これから世界を狙っていく選手たちなので、全国の良い選手たちを見て学んで切磋琢磨していって欲しいです。代表に選ばれても満足することなく、大学代表やトップチームを目指す気持ちになってくれればと思います。木製バットを普段の練習から使っている選手もいるでしょうし、新基準のバットもしっかり振らないと飛びませんから、選手たちは木製バットも違和感なく振っていました」

颯佐心汰(中央学院)

「世代を代表する選手たちの野球を間近で見て刺激を受けました。以前の金属バットでは8割くらいの力で振る意識でしたが、木製バットは新基準の金属バットと同じく、しっかり振って芯に当たれば飛ぶので、意識していきたいです。明日は投手もやる予定ですし、投打で完成度を高めていきたいです」

正林輝大(神村学園)

「木製バットは折れる怖さもありますが、後半にはそれが無くなりました。(甲子園で本塁打を放っているが)まずは低く強い打球を意識して、その結果の最高が本塁打と思っています。(プロ志望を明言する中で多くのスカウトが集まっていたが)やることは変わらないので、持ち味である打撃をアピールしていきたいです。そして、ずっと憧れていた侍ジャパンに入りたいです」

金渕光希(八戸工大一)

「最初は緊張しましたが、会話する仲間も増えて、だんだんと楽しくなっていきました。ボールも気にならず投げることができました」

高橋駿臥(中越)

「ボールは普段のものより縫い目が高くて気になりましたが、だんだんと慣れていきました。ここに集まっている選手たちはプレー以前の行動から違うと感じました。スピードが速く、率先して動いています。こうした経験を帰ったらしっかり伝えるとともに、まず明日は投打でアピールしたいです」

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