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代表経験者の貫禄、新顔の躍動が目立った充実の選考合宿2日目

2019年12月1日

 12月1日、第30回 ハーレムベースボールウィーク(オランダ/2020年6月開幕予定)に出場する侍ジャパン大学代表の候補選手選考合宿の2日目が愛媛県の松山・坊っちゃんスタジアムで行われた。
 この日は前日に続いて特別ルールによる紅白戦が行われ、午前・午後ともに7イニングを通して各選手たちが代表入りに向けてしのぎを削った。

 午前中の紅白戦で目立ったのは、紅組の先発・伊藤大海(苫小牧駒澤大)だ。初回にいきなり三者連続三振を奪うと、2回には内野ゴロ2つで簡単に2アウト、最後は4個目の三振を奪った。この日投じた変化球は「カーブを1球だけ」と、ほぼストレートのみ。昨年、今年と大学代表で中継ぎや抑え投手として活躍した豪腕がその持ち味を遺憾無く発揮した。
 これでリズムに乗った紅組は3回に、中村拓貴(徳山大)が痛烈な当たりのタイムリー二塁打、山田健太(立教大)が追い込まれてから技ありの犠牲フライを放って2点を先制。ともに代表初選出を狙う右の強打者がチャンスを活かした。
 さらに紅組は、辞退選手が出たことで追加招集された左腕の長谷川威展(金沢学院大)が3回から登板。サイド気味のスリークォーターからの角度ある球筋で、ストレートと変化球を織り交ぜて2回を無失点で繋いだ。
 すると5回には、今年の日米大学野球を戦った古川裕大(上武大)と森下翔太(中央大)がタイムリーを放ち、7回には全早慶戦を終えてこの日から参加の岩本久重(早稲田大)がダメ押しタイムリーを放った。

 午後から行われた第2試合では、今年の日米大学野球でも好投した早川隆久(早稲田大)が紅組の先発としてマウンドに上がった。
 初回は2安打を浴びながらも無失点に抑えたが、2回は前日の50m走でトップタイムを計測した並木秀尊(獨協大)がライト前安打を放つと、その後内野ゴロ2つと早川の暴投で生還。さらに五十幡亮汰(中央大)が俊足を生かした内野安打で出塁すると、追加招集の奈良間大己(立正大)が右中間を破るタイムリー二塁打を放った。
 さらに6回にも五十幡のセーフティーバント、奈良間のレフト前安打でチャンスを作って、続く打者の併殺の間に五十幡が生還し得点を挙げた。
 そして最後に存在感を示したのが矢澤宏太(日本体育大)だ。外野手としても出場し2日間で4打数2安打の成績を残しているが、最終回の表と裏に投手として登板。早川に並ぶ今合宿の左腕最速となる146キロを計測するなど、打者7人に対して1安打無失点の好投。1年生ながら投打で高い素質を見せた。

 温暖な気候にも恵まれ、2日間で計20イニングの紅白戦は怪我人も出ず、各選手が持ち味をアピールする充実の内容となった。
 合宿最終日となる3日目は8時から松山・坊っちゃんスタジアムで練習を開始し、シートノックやフリーバッティングなどを行い、正午頃に打ち上げる予定となっている。

監督・選手コメント

大久保哲也監督

「投手は球威に加え、変化球の精度も見させていただきました。特に縦の変化球ですね。捕手は守ることはもちろんですが、打つ方でも期待しているのでスタッフで検討していきます。天気が心配でしたが、予定通り紅白戦ができて良かったです。(各選手が持ち味を発揮し)良い意味で人選を悩むことになりそうです」

伊藤大海(苫小牧駒澤大)

「ストレートで押しきれて良かったです。変化球を打たれるよりも、持ち味であるストレートでアピールをしたいと考えていました。やるべきことは変わらないので、慢心なくやっていきたいです」

並木秀尊(獨協大)

「昨日の50m走ではアピールできたかなと思います。(紅白戦では6打数3安打)それぞれの投手がすべてにおいて質が高く対戦していて楽しかったです。最終日はもう少し守備の面でも送球の正確さなどをアピールしたいです」

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