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試合レポート

侍ジャパン社会人代表、スーパーラウンドを突破し3大会ぶりの決勝戦へ

2018年9月1日

 第18回アジア競技大会(アジア大会)に出場している侍ジャパン社会人代表は31日、決勝進出をかけたスーパーラウンドの2戦目、チャイニーズ・タイペイ戦に5-0で勝利し、2006年カタール・ドーハ大会以来、3大会ぶりの決勝進出を決めた。

勝つだけじゃダメ。3点差以上つけるのが決勝行きの条件

 日本にとって大会5試合目で初のナイトゲーム。日本はこの試合に勝つと韓国、チャイニーズ・タイペイとスーパーラウンドの成績が1勝1敗で並び、決勝戦に進む上位2チームに入るには3点差以上つけて勝たなければならないという厳しい条件の中で試合に臨んだ。

 日本の先発マウンドには初戦のパキスタン戦で好投したエースの岡野祐一郎(東芝)が上がった。岡野は初回を三者連続の空振り三振に奪う、最高のスタートを切る。

 ゲームは2回表に動いた。この日6番に入った辻野雄大(Honda)が1死から中前安打で出塁すると、盗塁と捕手の悪送球で三塁に進み1死三塁に。ここで7番の森下翔平(日立製作所)が左中間へ二塁打を放って日本が1点を先制した。

 さらに2死後、二塁に森下を置いて、9番の青柳匠(大阪ガス)がセンター前にタイムリーヒット。日本は2-0とし、上々の出だしとなった。

 しかしその裏、岡野は2死満塁のピンチを招く。しかし岡野は9番林承飛(ラミゴ)から見逃し三振を奪いピンチを脱した。

 岡野は3回にも2死一、三塁のピンチを迎えるも、5番詹子賢(中信兄弟)の三週間を抜けようかという強い打球をショートの青柳が逆シングルで好捕。倒れこみながら二塁へ送球しフォースアウトにしピンチを切り抜けた。

 試合は3回以降両チーム得点なく、5回を終わって2-0。日本にとってあと1点が欲しい、もどかしさが漂う中、ゲーム後半へと突入した。

場内の空気を一変させた3点目となる田村のソロアーチ

 6回表日本の攻撃は3、4番が倒れて2死となり打席には今大会3本のホームランを放ち、この日5番に抜擢された田村強(JR西日本)。田村はカウント2-1からの4球目を豪快にスイング。打球はレフトフェンスを越え、田村は今大会第4号。日本に待望の3点目が入った。

 3-0とした日本は6回裏の守り、2死一塁のところで先発の岡野から荒西祐大(Honda熊本)にバトンタッチした。岡野はチャイニーズ・タイペイ打線に対し5回2/3、被安打6。三振7つを奪い、回の先頭打者を1人も許さない安心感と、途中ランナーを出しながらも要所を締めるエースらしい投球で荒西に後を託した。

 3点のリードを得て勢いづく日本は7回にこの日1番に入った近本光司(大阪ガス)が1死から四球で出塁すると盗塁で二塁に進み、2死後、3番松本桃太郎(Honda鈴鹿)の左前タイムリーで4-0に。

 8回表には無死一塁で途中守備から入った佐藤旭(東芝)が今大会チーム初となる送りバントでランナーを二塁に進める。その後、2死三塁となり、8番木南了(日本通運)は初球を三塁線にセーフティスクイズ。打球は惜しくもラインを割ってファールになるも、木南は打ち直しの2球目をレフト前に運んで決勝行きをより近づける5点目を挙げた。

アドレナリン全開の荒西が決勝進出へのカウントダウン

 6回2死からマウンドに上がり、韓国戦に続き連投となった荒西はサイド気味のスリークウォーターからの速球がうなりを上げ、7、8回と打者6人から3つの空振り三振を奪う。9回裏は先頭打者にヒットを許すも次打者を併殺に打ち取り、最後の打者をライトフライに抑えてゲームセット。日本は念願の決勝進出を決めた。

打順入れ替えが効果を発揮し5得点

 試合後、石井章夫監督は「3点を取らなければならないという状況で、選手たちが勇気を持って戦ってくれた。打撃好調の選手をどう配置するか考えた結果、5、6番(田村、辻野)がうまく機能した。先発の岡野はエースらしく大事なところで抑えてくれた。(2番手の)荒西は気持ちが入るピッチャー。それを全開に出して連投に応えてくれた。

自身も驚く4発目。決勝への前方確認果たした田村

 チーム3点目となる値千金のソロアーチを放った田村は途中出場が多いにも関わらず、今大会4本塁打を記録。そのことについて田村は「自分が一番驚いている」と大きな瞳をさらに大きくした。前日の韓国戦は代打から出場するも2打数無安打。「タイミングのずれを感じたので少し早めのタイミングで振ったのが良かった」とバッティングの微調整が実を結んだ。

 この日の5番起用は宿舎出発前に棚橋祐司、若林重喜両コーチに部屋に呼ばれて告げられた。「死ぬ気でやれ!」。期待に笑いを込めた激励に田村はしっかりと応えた。

 JR西日本所属の田村。業務では広島駅に勤務し制服に身を包んで乗客の安全を守っている。「野球部員の中でもでかいので駅の中で目立つんです」と笑う田村。この日は中軸起用の表舞台で金メダルへの指さし確認役を全うした。

20年ぶりの日韓決勝戦で目指すは2度目の金メダル

 侍ジャパン社会人代表は12年ぶりの決勝進出を果たし、1994年広島大会以来、2度目の金メダルへの挑戦権を得た。決勝で顔を合わせるのはスーパーラウンド初戦で、1-5で敗れた韓国。韓国との決勝戦での対戦は1998年のバンコク大会以来20年ぶりとなる。

 総力戦が予想される中、投げれば3連投となる荒西は「全然大丈夫です」と力強く答え、1安打2盗塁の辻野は「同じ相手に2度負けたくない」と気合を入れた。決勝戦は日本時間18時からブンカルノスタジアムで行われる。

第18回 アジア競技大会

大会概要 出場選手一覧

大会期間

2018年8月26日~9月1日

予選ラウンド(グループA)

8月26日(日)11:00 日本 15 - 0 パキスタン
8月27日(月)16:00 日本 17 - 2 中国
8月28日(火)11:00 タイ 0 - 24 日本
※開始時刻は日本時間(ジャカルタ:時差-2時間)

スーパーラウンド

8月30日(木)14:00 日本 1 - 5 韓国
8月31日(金)20:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 5 日本
※開始時刻は日本時間(ジャカルタ:時差-2時間)

決勝

9月1日(土)18:00 韓国 3 - 0 日本
※開始時刻は日本時間(ジャカルタ:時差-2時間)

開催地

インドネシア(ジャカルタ)

大会公式サイト

Asian Games 2018 Jakarta Palembang

2018日米野球

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