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チームレポート

「第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップ 2016 inいわき」への道 東日本ブロックのトライアウトを開催

2016年4月24日

 2016年7月29日(金)~8月7日(日)に福島県いわき市で開催される「第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップ 2016 inいわき」。そのメンバーを選考する東日本ブロックのトライアウトが、4月23日に神奈川県横浜市鶴見区の東芝総合グラウンドで行われた。

 今回参加したのは、午前、午後の部共に19名の計38名。今回のトライアウトは全国4会場(中部、関西、東日本、九州)で行われ、日本中学硬式野球協議会に加盟する5リーグ(ボーイズ、リトルシニア、ヤング、ポニー、フレッシュ)から推薦された119名が参加する。東日本ブロックは全参加選手の約32%を占めることになった。

 うす曇りの天気の中、午前9時からという予定前に全員が受付を済ませ、さっそくアップ。さすがに緊張のためか、どことなく動きがぎこちない。しかしその後、鹿取義隆U-15代表監督から「日頃の練習の成果を出してください」と挨拶されると、徐々に本来の動きに戻っていく。

 メニューは、一塁駆け抜けのタイム測定からスタート。右打者と左打者でスタート地点が若干異なるなど、細かな指示を受けながら各自3本。その後、二塁駆け抜けのタイムも1本測った。
続いて、外野で7分間のキャッチボールをし、ボール回しへ。一つ一つのメニュー間にこまめな水分補給が入る。ボール回しでは、キャッチャーがプロテクターを装着。順周り、逆回り、ランダムの順で10分間にわたり行われた。この時から選手たちの間で大きな声が出るように。

 そして続くはシートノック。最初に外野からはじめ、右中間、左中間、ライン際と難しい打球が試された。しかし、この日初めて連係するはずの選手たちが、時間が経つにつれスムーズな中継を見せるようになる。選手たちの適応能力の高さが垣間見られた。
内野ノックでは、一塁送球3本、ダブルプレー3本、ホーム送球3本の各自9本のノックを受けた。約15分間のノックが終わると、キャッチャーの二塁送球タイム測定。

 終わるとすぐにフリー打撃の準備。合間のグラウンド整備やフリー打撃の投手は、鶴見リトルシニアの選手たちが全面的に協力してくれた。

 フリー打撃は各自2巡のチャンスが与えられた。1巡目は最初にバント2本、バスター2本を成功するまで行い、その後フリーで5本。
2巡目はフリーで6本。これを5人1組で行っていき、計4組を約70分かけて回した。その間、鹿取監督は一貫してショート後方から直立不動の姿勢でバッティングを見守っていた。
「選手たちは緊張しているうえに、限られた時間しか与えられない。それは申し訳ないですが、平等にやるしかありません」
今回のトライアウトでは国際規格のバットが使われている。
「本人たちが通常使っているバットと比べると、思っているほど飛ばない感じだと思う。ただこのバットが基準になるので。今日は逆風でしたし、選手たちにはかわいそうでしたね」
と理解を示しつつ、その視線は、限られたチャンスで必死にアピールする選手たちの強みを何か見出そうとする強いものだった。

 そして最後はブルペンでのピッチング。2人1組になってブルペンへ入り、1分間のキャッチボール後、5分間のピッチングを披露する。各自、次に投げる球種やコースをキャッチャーに伝えてから投じるのだが、ストレート、スライダー、カーブにチェンジアップ、フォークにスプリットと、ここぞとばかりに得意球を見せる。気合のこもった声をあげる選手もおり、活発なアピール合戦が見られた。

 晴れ間が広がった午後の部も同様の流れでメニューを消化。午後の部の選手たちは大声をあげ、シートノックは楽しんでいるようにも見えた。もちろん緊張の色は隠せず、ボール回しやシートバッティングのバントなどでミスも出た。しかし一方で、柔軟な身のこなしで鋭い送球を見せたり、広角に打ち分けたりと、自分のスタイルを把握している選手ばかり。鹿取監督が最後の挨拶で、「すごくいいパフォーマンスを見せてくれた。みんな、すごくしっかりと野球をやっている」と評価するほどだった。

 「第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップ 2016 inいわき」は予選リーグ、2次リーグ、決勝と試合数が多い。さらにピッチャーには球数制限が設けられる。
「選手たちにとって、このカテゴリーはキャリアハイではありません。あくまで今後、高校や大学まで野球を続けていく準備期間。ですので、我々が選手を預かるうえでもっとも重要なのは、ケガをさせないことです。特にピッチャーの肘や肩を痛めないようにしないといけません」

 鹿取監督は今大会の意義をそう考えている。よって、チーム構想もピッチャーが多めだ。20人中13人を投手(他ポジションも兼務できる選手)で占め、キャッチャーが3人、内野手が2人、外野手が2人というイメージで考えている。
「今日でトライアウトは3会場目ですが、それぞれの会場で目立つ選手がいます。ピッチャーのレベルも高いですし悩んでいるところです。間違いなくこの世代のトップが集まっていますし、何の心配もしていません」
午前の部の最後には「みんなを採用したいぐらい」と選手たちに語っていた鹿取監督。嬉しい悲鳴ではあるが、一層厳しさを増すメンバー選考。結論は5月末に出る予定だ。

第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップ2016 in いわき

大会概要 出場選手一覧
大会日程(WBSC公式サイト)

大会期間

オープニングラウンド
7月29日(金) オーストラリア 0 - 13 日本
7月30日(土) 日本 4 - 0 キューバ
7月31日(日) 日本 15 - 4 韓国
8月 1日(月) チェコ 0 - 15 日本
8月 2日(火) 日本 10 - 6 コロンビア
スーパーラウンド
8月4日(木) 日本 8 - 0 ベネズエラ
8月5日(金) 日本 2 - 5 アメリカ
8月6日(土) 日本 2 - 1 パナマ
決勝
8月7日(日)14:30 日本 4 - 9 キューバ

会場

いわきグリーンスタジアム
南部スタジアム
平野球場

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