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試合レポート

侍ジャパン、チャイニーズタイペイに敗れ、決勝進出ならず

2014年9月27日社会人

 第17回アジア競技大会準決勝。
 強化試合から様々なパターンを想定して、アジア競技大会に向けて準備してきた小島啓民日本代表監督。打順も試合ごとに代え、また投手陣も先発・抑えなど試しながら起用し、選手の特性を見極めながら、ここまで戦いを進めてきた。
予選リーグAグループでは1位通過を決めた日本だが、いよいよここから正念場。準決勝の対戦国は、プロ選手16人、アマチュア選手8人で構成された精鋭揃いのチャイニーズタイペイ。予選リーグの相手とは、投手力も打力も大きく変わってくる。

 この試合、先発のマウンドに立ったのは横田 哲(セガサミー)。左横手投げから130キロ台の速球、スライダー、スクリューを武器にする技巧派だ。
横田は先頭打者に死球を与えるも、後続をきっちり打ち取って、初回を無失点に抑える。

 その裏、日本は一死から2番多幡雄一(Honda)がライト前ヒットで出塁すると、3番遠藤一星(東京ガス)の四球、4番林 稔幸(富士重工業)は相手の失策で、一死満塁のチャンスを作る。この好機に、6番藤島琢哉(JR九州)は四球を選んで、押し出しで1点を先制。

 しかし、2回表。チャイニーズタイペイ打線が横田を捉える。
先頭の4番CHEN Chun Hsiuの左前打を皮切りに、この回、日本は6安打浴びて、7失点。日本は4点を失ったところで、横田に代えて、強化試合ではピンチの場面で粘り強い投球をみせてきた幸松 司(JFE東日本)を投入。しかし、幸松も3番KUO Yen Wenに3ランを浴びるなど、一度火が付いたチャイニーズタイペイ打線を抑えることができなかった。

 2回裏、日本は8番中野滋樹(JR九州)のレフト線への二塁打、9番西野真弘(JR東日本)が四球で出塁し、無死一、三塁のチャンスを作る。続く、1番倉本寿彦(日本新薬)の右前適時打で1点を返す。さらに、2番多幡のショートゴロの間に、1点を返し、3対7と追い上げる日本。

 それでも、3回表には、チャイニーズタイペイ打線に3連打を浴びて無死満塁のピンチを招くと、その後は押し出しの四球。さらにはワイルドピッチ、犠牲フライなどから、3点を追加される。

 強化合宿では、「チャイニーズタイペイ戦では総力戦となる」と語った小島監督。しかし、序盤から大きくリードされる展開となり、自分たちのペースで試合が出来ず、苦しいゲーム内容となった。

 打線も、3回途中から登板したCHENG Kai Wenを打ち崩すことが出来ない。 粘りたい日本代表は、9回裏。8番中野の代打・田中 健(新日鐵住金かずさマジック)が三塁打を放ってチャンスメイク。一死三塁から、1番倉本の内野ゴロの間に1点を返すも、反撃はここまで。

 試合は、4対10でチャイニーズタイペイに敗れ、決勝進出はならず。アジア競技大会初優勝の夢が惜しくもここで途絶えた。このあと、日本は28日に行われる3位決定戦に回り、韓国vs中国の敗者と対戦する。

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