代表チーム > 2004年 > オリンピックアテネ大会 日本代表取材メモ
4/16 アテネ五輪のメイン球場にて
中畑コーチらがアテネ視察から帰国
[ アテネ ]
野球の会場は、エーゲ海に面した飛行場の跡地に建設されているヘレニコ・スポーツ・コンプレックスの中にある。広大な敷地のあちこちで工事が進んでいるが、残り4ヶ月を切っており、無事に大会開催にこぎつける事ができるのかどうか心配な状況だ。 そんな中で、両翼98メートル、センター122メートルという野球のメイン球場は既に完成し、3月末にはプレ大会が開催された。五輪後に取り壊されるサブ球場は芝の貼り付けが終わっており、あとは付帯設備だけ。2面ある練習用の球場は完成している。いずれも内野は天然芝で、準備が遅れているアテネ五輪の競技場の中で、野球の準備は着々と進んでいる。
一行は、ギリシャ野球連盟のパノス会長とも会い、情報を収集。チームが宿泊するホテルも視察、こちらも本番に向けて部屋を改装中で、警備等についても日本大使館のアドバイスを受けながら打ち合わせた。
[ パルマ ]
アテネに乗り込む前の時差調整を兼ねた事前合宿地となるのが、イタリア人が住んでみたい町のナンバーワンに挙げるというパルマ。一行が宿泊したホテルはサッカーのセリアAの定宿で、17日は翌日のパルマ戦のためにやってきたユベントスと鉢合わせ。ホテルの前には到着の何時間も前からファンが待ち構えていた。
イタリアはヨーロッパの中で最も野球が盛んで、プロリーグのセリエAの10チームを頂点に、2部リーグに24チーム、3部には40チームが所属している。パルマの球場はやや老朽化はしているが、両翼98メートル、センター122メートル五輪会場と同じサイズ。国際野球連盟のノタリ会長が近くに住んでおり、五輪球場はパルマの球場がモデルになった。
4/16 マウンドに立つ大野コーチ
4/16 練習会場でパノス会長の説明を聞く3コーチ
4/16 ギリシャ野球連盟のパノス会長
[左]4/16 パノス会長に長嶋監督のユニホームをプレゼント
[中]4/17 打ち合わせする3コーチ
[右]4/17 視察の合間にはギリシャ料理に舌鼓
中畑コーチの話
3泊5日の強行スケジュールで大変に疲れたが、それを大きく上回る収穫は一杯あった。まず、百聞は一見にしかずの諺通り、自分たちの目で確認できた事が一番大きい。これからの準備に向けて大変に参考になると思うし、万全の態勢で臨むことができると思う。
大野コーチの話
どういう球場かということを自分の目で確かめたことで安心感がある。予想以上によかった部分があるし、修正すべき点をアドバイスすることができたのは収穫だ。われわれはローマ経由でアテネまで18時間もかかった。日本からの移動は大変なので、選手の体調の管理が重要になると思う。
高木コーチの話
アテネの球場もパルマの球場もちゃんとしていたので安心した。パルマの街は雰囲気がよくて落ち着けるので、いい環境の中で準備を進めることができると思う。予選リーグは7試合のうち、5試合がデーゲーム。昼間は40℃近くになるそうで、暑さ対策もしっかりやっていかないといけない。