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野球日本代表チーム激闘の歴史 〜1988年オリンピックソウル大会〜

1988ソウル大会

ロス大会に続く日米対決。雪辱を期すアメリカの前に屈す

大会1カ月前の世界選手権(イタリア)で4位という結果に終わり、上位進出が危ぶまれた日本。しかし、大会が始まってみると、予選リーグ3連勝と絶好のスタート。 まず初戦、世界選手権で苦杯をなめたプエルトリコに完勝。チャイニーズ・タイペイとの第2戦も、1対3の8回裏に同点に追いつき、延長戦13回に古田(現ヤクルト)の左前打でサヨナラ勝ち。オランダにも快勝して決勝トーナメントへと進んだ。

準決勝の相手は韓国。終盤の7回に先制を許すが、その後は救援の野茂(現ドジャース)が素晴らしい投球で相手打線を完ぺきに封じる。それにこたえ打線も、7回の中島(元日本ハムほか)のソロ、8回の古田の犠飛などで計3点を挙げて逆転、頂上決戦へとコマを進めた。

前回同様、アメリカとの決勝。中盤までは点を取り合うが、8回にマルチネスの、この試合2発目の本塁打で突き放され、隻腕投手アボットの粘投の前に打線もあと一歩及ばず。雪辱に燃える相手の執念に敗れ、日本は銀メダルに終わった。

9月19日〜28日/蚕室球場
金メダル●アメリカ
銀メダル●日本
銅メダル●プエルトリコ
●日本代表メンバー
位置 NO. 選手名 年齢 所属
監督 30 鈴木義信 44 東芝
コーチ 31 川島勝司 44 ヤマハ
32 山中正竹 41 住友金属
投手 11 潮崎哲也 19 松下電器
12 渡辺智男 21 NTT四国
14 鈴木 哲 24 熊谷組
15 菊池 総 28 東芝
16 吉田修司 21 北海道拓殖銀行
18 石井丈裕 23 プリンスホテル
19 野茂英雄 20 新日鉄堺
捕手 20 古田敦也 23 トヨタ自動車
22 應武篤良 30 新日鉄広畑
内野手 1 西 正文 27 大阪ガス
2 葛城弘樹 24 東芝
3 米崎薫臣 20 日本生命
6 野村謙二郎 21 駒澤大
9 小川博文 21 プリンスホテル
10 筒井大助 30 住友金属
28 大森 剛 21 慶應義塾大
外野手 8 中島輝士 26 プリンスホテル
21 前田 誠 27 東芝
25 松本安司 28 三菱名古屋
27 笘篠賢治 21 中央大
●予選リーグ勝敗表(A組)
  アメリカ 韓国 オーストラリア カナダ
(1)アメリカ ××× ○5−3 ○12−2 ●7−8
(2)韓国 ●3−5 ××× ○2−1 ○5−3
(3)オーストラリア ●2−12 ●1−2 ××× ○7−6
(4)カナダ ○8−7 ●3−5 ●6−7 ×××
●予選リーグ勝敗表(B組)
  日本 プエルトリコ オランダ チャイニーズ・タイペイ
(1)日本 ××× ○7−1 ○6−1 ○4−3
(2)プエルトリコ ●1−7 ××× ○7−4 ○2−0
(3)オランダ ●1−6 ●4−7 ××× ○6−1
(4)チャイニーズ・タイペイ ●3−4 ●0−2 ●1−6 ×××

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