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試合レポート

坂玲哉の本塁打などで連覇中のキューバ相手に粘るも初黒星

2018年8月13日

 8月12日(日本時間13日)、第4回 WBSC U-15ワールドカップのオープニングラウンド第3戦で侍ジャパンU-15代表は大会2連覇中のキューバと対戦。最大7点差を追いつく粘りを見せたものの、7対9と惜敗。今大会初黒星を喫した。

 大事な先発を任されたのは小柄ながらキレの良い球を投じる左腕の秋山恭平(筑後サザンホークス)。先頭打者から空振り三振を奪い上々の立ち上がりかと思われたが、不運な当たりの安打2本で先制を許すと、さらにレフト前安打を打たれて2点の先制を許した。さらに2回には、バント安打を含む長短織り交ぜた猛攻をキューバ打線に仕掛けられ、イニング途中から代わった右腕・畔柳亨丞(SASUKE名古屋ヤング)も流れを止めることができずに5失点のビッグイニングを作られた。
 序盤から7点のビハインドを背負ったU-15代表だったが、ここから粘りを見せる。2回に小畠一心(オール住之江ヤング)と坂玲哉(湖南ボーイズ)の安打と四球でチャンスを作ると、杉下海生(泉佐野リトルシニア)の内野安打で1点を返す。続く3回にも小畠が左中間を破るタイムリーを放って1点を返した。
さらに4回、齋藤広空(京葉ボーイズ)の安打と相手失策2つでチャンスを作ると、花田旭(西淀ボーイズ)と木本圭一(静岡裾野リトルシニア)の2点タイムリー2本で1点差とする。そして5回、1死走者無しから坂が内角低めの難しい球を上手くすくい上げると、打球はレフトフェンスを越えるソロ本塁打となり、ついに同点に追いついた。

 だが6回、キューバが底力を見せる。5回から登板していた竹中勇登(倉敷ビガーズヤング)のキレの良い球に対応し始めると、四球と安打で出た走者をアルコレア・リベロが右中間を破るタイムリーで返し、2点の勝ち越しを許す。
 反撃を試みたかったU-15代表だったが、5回途中から登板していたキューバ4番手右腕のロサレス・ヘルナンデスに抑えられ、最後は三者連続三振。
 3回のピンチから3番手として登板し、続く4回も抑えて流れを引き寄せた左腕・本田峻也(小松加賀リトルシニア)の好投や、センターから逆方向への鮮やかな安打を各打者が放つなど見せ場は作ったが、野球王国キューバの底力にあと一歩及ばなかった。

監督・選手コメント

清水隆行監督

「キューバはスピード、パワーに加え、小技もある。少し対応しきれなかった部分もあったかなと思います。本当に劣勢の中で全員がよく繋いでプレッシャーをかけるところまで持っていくことができました。なんとかまだ次のチャンスがあるので、この差を埋めて、越えられるようにやっていきたいです」

坂玲哉捕手(湖南ボーイズ)

「キューバは変化球にそこまで強くない印象はありましたが、直球に対する打撃がすごく良かったです。走者を出した時に、走者を警戒し直球が中心になってしまいました。(7点差を追いつけたのは)焦らずに徐々に1点ずつ取っていこうと話し、みんな落ち着いていい雰囲気でやれていたからだと思います。(5回の本塁打は)特に本塁打を打とうという考えはなくて、負けていたので後ろにつなごうと意識していました」

第4回 WBSC U-15 ワールドカップ

大会概要

大会期間

2018年8月10日~8月19日

オープニングラウンド

8月11日(土)0:00 日本 4 - 2 オーストラリア
8月12日(日)0:00 オランダ 1 - 11 日本
8月13日(月)8:00 日本 7 - 9 キューバ
8月14日(火)8:00 ドミニカ共和国 7 - 13 日本
8月15日(水)8:00 日本 20 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)

スーパーラウンド

8月17日(金)0:00 日本 5 - 2 チャイニーズ・タイペイ
8月18日(土)8:00 パナマ 7 - 3 日本
8月19日(日)4:00 アメリカ 8 - 2 日本
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)

3位決定戦

2018年8月21日(月)3:00 日本 3 - 6 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)

開催地

パナマ

出場する国と地域

グループA
パナマ、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、ブラジル、ドイツ、中国

グループB
日本、キューバ、オーストラリア、オランダ、ドミニカ共和国、南アフリカ

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