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選考合宿最終日 ユニバーシアード連覇への基礎選考終了、来年3月は「実戦編」選考へ

2016年11月28日

 11月28日(月)、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで3日間行なわれた侍ジャパン大学代表選考合宿もいよいよ最終日。この日は午前中にアップ、内外野手のノックと5イニング制、野手全員が打席に入る紅白戦が行なわれた。

 ノックでは初日の紅白戦から微妙に守備位置が変化し、本来捕手の小林遼(富士大3年)が三塁手、同じく本来は内野手の中川圭太が外野手の位置へ。「ユニバーシアードでは登録が22選手に限られるので2ポジションできる選手も必要」と語る横井人輝監督のコンセプトを体現できる選手の見極めが行われた。

 また、ライトの守備位置には率先して声を出す侍ジャパン社会人代表の藤島琢哉外野手(JR九州)の姿が。侍ジャパン大学代表選考合宿参加選手たちに「侍ジャパン」として絶対項目である結束を身をもって教えんとする33歳の情熱によって、グラウンドの温度は一気に上昇した。

 よって白組が2対1で勝利した5イニングの紅白戦も白熱したものに。紅組の2番手・栗林良吏(名城大2年)がこの時期としては出色となる最速149キロをマークして選考委員たちをうならせれば、小野も三塁手として美技を披露。「可能性として十二分にやってくれた」と横井監督を喜ばせた。

 紅白戦後、最後に野手陣は50メートル走を実施し、すべてのメニューは終了。48人の前に立ち、選手たちに「この3日間で得た貴重な体験をチームに持ち帰って活かしてほしい」と話した横井監督は、来年1月に選考結果発表後、3月に30人程度を招集し予定されている最終選考合宿までに望みたい、積み上げてほしいことを強い口調で発する。

「投手には外国人選手に対するウイニングショットの精度を上げるのための身体づくり、フォームづくりをしてほしい。野手には守備は前提として打席でのスイング力とランナーを置いた中での対応。バントや盗塁、エンドランなどをする意図をみせてほしい。  そして、技術はみんな持っているので、侍ジャパンとして戦える精神力や責任感、忠誠心が最後に22名を選考するキーポイントになると思います。3月の合宿では戦術的な落とし込みもしていくので、そこに付いていけないようでは現実的にメンバー入りは厳しいです」

 長いようで短い来年8月、チャイニーズ・タイペイの台北市における「第29回ユニバーシアード競技大会」までの日々。前回大会は決勝戦雨天中止でチャイニーズ・タイペイとの両国優勝。「絶対に勝ち取りたい」(横井監督)連覇と単独優勝へ向けて、妥協なき挑戦は続く。

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