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高橋純平(県岐阜商)、練習試合で最速147km/hを記録!

2015年8月24日

 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ(8月28日~9月6日)に出場する侍ジャパンU-18が24日、奈良県生駒市のグラウンドで近畿大(1、2年生)との練習試合を行った。

 先発を任された森下暢仁(大分商)は、初回に1点を失いながらも2回以降は立ち直って4回1失点。打線は1点を追う3回に、この回先頭の船曳海(天理)がライト線2塁打で出塁すると、続くオコエ瑠偉(関東一)がセンター前へ抜けるタイムリーを放って同点。さらに平沢大河(仙台育英)がタイムリー2塁打で続いて、逆転に成功した。
 5回からはエース格の髙橋純平(県岐阜商)が登板。2イニング目の6回にバント安打を2本決められた後に長打を浴びて逆転を許すと、7回には3番手としてマウンドに上がった高橋樹也(花巻東)が四球と失策絡みで1失点。打線も4回以降は沈黙し、試合はそのまま2対4で敗れた。

 敗れはしたが、今チーム初の実戦試合に、西谷浩一監督は「負けはしましたけど課題が出て収穫のあったゲームだったと感じています」とプラス面を強調。特に夏の地方大会前に痛めた左太もも裏の影響が心配された髙橋純が、久々の実戦マウンドで最速147km/hを計測し、「100%とは言えないですけど、7割8割で投げられている実感あります。18番を着けているのでチームを引っ張っていけるような、自分がマウンドに立ったら打者がバッティングに集中出来るようにしたい」と手応え。西谷監督も「短いイニングでしたけどしっかりなげられたんじゃないかな」と評価した。

 一方、打線では「5番・DH」で先発出場して注目を集めた清宮幸太郎(早稲田実)が4打数無安打3三振に終わったが、平沢が「強く振るだけです」とタイムリーを含む計3安打の活躍を披露。惜しくもアウトとなったが初回に果敢に盗塁を試みたオコエも「積極的なプレーは出来ました。このチームでは食いついていく気持ちで1番を打ちたい」と今後の戦いへ強い意欲を見せた。

 試合後には、無死1、2塁から始まるタイブレークの練習を3イニング行い、上野翔太郎(中京大中京)、勝俣翔貴(東海大菅生)が登板し、津田翔希(浦和学院)、郡司裕也(仙台育英)といった面々がバットでアピール。練習試合の中では拙攻やサインミスがあっただけに、西谷監督は「個々の力ではなく、つながりを大事にしないと」と本大会へ向けて修正点を話した。

 明日26日は関西大学(1、2年生)との練習試合を予定。26日の侍ジャパン大学代表との壮行試合(甲子園)を経て、28日の開幕へと向かう。

侍ジャパンU-18代表 2015

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第27回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ

大会概要 チケット 放送予定

壮行試合

開催概要 チケット 放送予定
8月26日(水)18:00 侍ジャパンU-18(高校)代表 2 - 9 侍ジャパン大学代表
阪神甲子園球場

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