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外野手は頭の回転がよく、プレーを機敏に分析できることができ、強肩でコントロールが正確であることが必要条件です。試合中はハッスルし、野手の全ての送球に対するバックアップと、内野手が失策した場合はどうすればよいかを常に頭に入れておき、捕球したら正しい位置へ正確なコントロールで送球します。
外野手はいずれの方向にも素早く、スタートできるように体重は両足の親指のつけ根に均等にかけ、リラックスして前傾姿勢で構えます。
外野手もスタートをいかにスムースにきれるかどうかで決まります。右の打球に対しては左足が、左の打球に対しては右足がクロスしてスタートの一歩目が切れるようにしましょう。外野手の場合、前後の守備が一番難しいものです。打者のバットの振りと打球音で瞬時に飛距離を判断できるようにしましょう。
打球から目を離さないで、打った瞬間素早く最終落下地点に最短距離を走ります。
快晴、曇天、薄暮、ナイター、ドーム球場などさまざまな状況で平凡なフライも変わった感じがします。また、風は平凡なフライも難しいものにします。常に練習してさまざまな状況に慣れておく必要があります。フライの捕球は顔の前で捕るのが基本です。両足を揃えずヒザに余裕をもった捕球体勢をとります。捕球後ただちに送球が必要なときは高い位置で捕球したほうが有利です。捕球はミスの出にくい両手で行います。
ライナーは伸びてくる打球と、ラインドライブがかかって落ちてくる打球があります。これはバッターの打ち方によるもので、上からカット気味に打つと打球は伸び、下からアッパーカット気味に打つとラインドライブがかかります。バッターの特長を把握し、事前に打球の性質を予測しておかなければなりません。
前方の低いライナーをダイレクトに捕球するかワンバウンドで処理するかは瞬時に判断しなければなりません。練習と実戦での経験が一番のキーポイントですが、イニング、得点差などから前もってどう守るか決めておくことが大切です。
思いきり突っ込んで手を伸ばしながら頭から捕りにいくダイビング・キャッチにするのか、足から滑りながら捕りにいくスライディング・キャッチにするのか、これも瞬時の判断です。捕球すると決めたらちゅうちょせず勇気をもってプレイすることです。滑りこんで足元で捕るスライディング・キャッチは、きき足を折りたたんでたたんだ足の前で捕球します。
外野手の送球の基本はオーバースローです。どの塁への送球も、ワンバウンドかダイレクトまたはカットマン経由にかかわらず、コントロールよく正確に強い球を投げます。ランナーがいる時のフライの捕球体勢は、ボールの落下点の1mくらい手前でスタンバイし、前進しながら捕球しワンステップして素早く正確に送球します。
大飛球をフェンスぎりぎりで捕球する場合は、フェンスまで全力で背走し、グラブをはめていない側の手のひらをフェンスにかけて半身の捕球体勢をとりジャンプして捕球します。
フェンスに当たって跳ね返る打球は、角度を見極めてできるだけフェンスに接近し、半身の体勢で両手で捕球し同時に体をグラブ側に回転し、リレーマンの胸の高さに正確に送球します。
クッションボールを判断ミスすると二塁打が三塁打やランニングホームランになってしまいます。打球を処理する外野手は一人にし、もう一人はクッションボールも頭にいれたバックアップ・プレーに重点を置きます。
野手の中間にフライが上がったときは誰が処理するのかを外野手同士で事前に決めておきましょう。風の方向や光線の具合などで一番処理しやすい選手が捕るべきです。また内野との中間に上がったフライは基本的には外野手が処理するということも確認しておきましょう。
観衆にアピールするために片手捕りする選手も見受けられます。そのためボールをグラブの土手に当てヒヤリとするプレーもあります。捕球は必ず両手で確実に行いましょう。