全日本野球会議

全日本野球会議 > オンライン野球教室 > 守備(外野手)

オンライン野球教室

守備(外野手)

  • 投手
  • 捕手
  • 守備(内野手)
  • 守備(外野手)
  • 打撃
  • バント
  • 走塁
  • スライディング
  • 審判

外野手の条件

外野手は頭の回転がよく、プレーを機敏に分析できることができ、強肩でコントロールが正確であることが必要条件です。試合中はハッスルし、野手の全ての送球に対するバックアップと、内野手が失策した場合はどうすればよいかを常に頭に入れておき、捕球したら正しい位置へ正確なコントロールで送球します。

外野手の配置

  • 右翼手は、もっとも強肩を必要とします。走者を刺すために三塁への送球が多いからです。
  • 中堅手は、もっとも足が速く守備範囲が広い選手が望ましく、右利き左利きのいずれでもかまいません。
  • 左翼手は、レフト線上の打球を素早く処理して長打をシングルヒットにしてしまう機敏な選手が適しています。

外野手の構えとスタート

外野手はいずれの方向にも素早く、スタートできるように体重は両足の親指のつけ根に均等にかけ、リラックスして前傾姿勢で構えます。
外野手もスタートをいかにスムースにきれるかどうかで決まります。右の打球に対しては左足が、左の打球に対しては右足がクロスしてスタートの一歩目が切れるようにしましょう。外野手の場合、前後の守備が一番難しいものです。打者のバットの振りと打球音で瞬時に飛距離を判断できるようにしましょう。
打球から目を離さないで、打った瞬間素早く最終落下地点に最短距離を走ります。

フライの処理

快晴、曇天、薄暮、ナイター、ドーム球場などさまざまな状況で平凡なフライも変わった感じがします。また、風は平凡なフライも難しいものにします。常に練習してさまざまな状況に慣れておく必要があります。フライの捕球は顔の前で捕るのが基本です。両足を揃えずヒザに余裕をもった捕球体勢をとります。捕球後ただちに送球が必要なときは高い位置で捕球したほうが有利です。捕球はミスの出にくい両手で行います。

低いライナーの処理

ライナーは伸びてくる打球と、ラインドライブがかかって落ちてくる打球があります。これはバッターの打ち方によるもので、上からカット気味に打つと打球は伸び、下からアッパーカット気味に打つとラインドライブがかかります。バッターの特長を把握し、事前に打球の性質を予測しておかなければなりません。
前方の低いライナーをダイレクトに捕球するかワンバウンドで処理するかは瞬時に判断しなければなりません。練習と実戦での経験が一番のキーポイントですが、イニング、得点差などから前もってどう守るか決めておくことが大切です。
思いきり突っ込んで手を伸ばしながら頭から捕りにいくダイビング・キャッチにするのか、足から滑りながら捕りにいくスライディング・キャッチにするのか、これも瞬時の判断です。捕球すると決めたらちゅうちょせず勇気をもってプレイすることです。滑りこんで足元で捕るスライディング・キャッチは、きき足を折りたたんでたたんだ足の前で捕球します。

送球

外野手の送球の基本はオーバースローです。どの塁への送球も、ワンバウンドかダイレクトまたはカットマン経由にかかわらず、コントロールよく正確に強い球を投げます。ランナーがいる時のフライの捕球体勢は、ボールの落下点の1mくらい手前でスタンバイし、前進しながら捕球しワンステップして素早く正確に送球します。

フェンス際の守り方

大飛球をフェンスぎりぎりで捕球する場合は、フェンスまで全力で背走し、グラブをはめていない側の手のひらをフェンスにかけて半身の捕球体勢をとりジャンプして捕球します。

クッションボールの処理

フェンスに当たって跳ね返る打球は、角度を見極めてできるだけフェンスに接近し、半身の体勢で両手で捕球し同時に体をグラブ側に回転し、リレーマンの胸の高さに正確に送球します。
クッションボールを判断ミスすると二塁打が三塁打やランニングホームランになってしまいます。打球を処理する外野手は一人にし、もう一人はクッションボールも頭にいれたバックアップ・プレーに重点を置きます。

その他の注意点

野手の中間にフライが上がったときは誰が処理するのかを外野手同士で事前に決めておきましょう。風の方向や光線の具合などで一番処理しやすい選手が捕るべきです。また内野との中間に上がったフライは基本的には外野手が処理するということも確認しておきましょう。
観衆にアピールするために片手捕りする選手も見受けられます。そのためボールをグラブの土手に当てヒヤリとするプレーもあります。捕球は必ず両手で確実に行いましょう。

  1. 風の方向と強弱、太陽の位置、グラウンドコンディションを確認する。
  2. 打者のタイプと走者の足の速さを確認する。
  3. スコア(得点)とカウント(アウトカウント、ボールカウント)を確認する。
  4. 同点あるいは、勝ち越しランナーの重要性に対する認識をもつ。
  5. 外野フェンスからの打球の跳ね返り方を確認する。
  6. 投手の投球以前に守備体制をつくり、常に打球が自分の守備範囲に飛んでくると思って準備して守ること。
  7. 外野手は自分の隣の外野手だけでなく、内野手のゴロの打球のバックアップと各塁のバックアップをする。
  8. 外野手はゴロの打球を処理するとき、ミスを恐れず積極的に前進して捕球する。
  9. 外野手は一つの打球を二人で追いかけるのが基本である。どちらかの一人が打球を処理するときは、もう一人が必ずバックアップする。
  10. 投手の投球にあわせてスタートをきりやすくするために、小さく足踏みをしながら身体を動かす方法もある。