
全日本野球会議
野球はわが国最大の国民的スポーツです。21世紀を迎えてさらに普及発展させていくために、プロアマを問わず、また、児童少年から学生社会人まで野球を愛するすべての団体が一致協力する目的で全日本野球会議は発足しました。
全日本野球会議にはプロアマ各代表者で構成する「幹事会」を置き、「技術指導」「普及振興」「審判技術」「日本代表編成」「国際委員会」「プロ・アマ協議会」の6つの分科会があります。国民の多様なニーズに応え、さらに国際化していくスポーツ界に対応するため、この5つの分科会は以下のような活動を行っています。
- 技術指導委員会(川島勝司委員長)
- 日本には、少年からプロまで多くのチームが存在し、選手たちはそれぞれのレベルで真の頂点を目指し、日々努力を重ねています。その現場で実際に指導にあたる指導者の資質向上を図り、かつ、技術レベルの向上を目指すため、指導者育成部会(川島勝司 部会長)と技術向上部会(森徹 部会長)を置き、事業に取り組んでいます。
主な事業は以下のとおり。
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- (1)各地での野球指導者講習会(BCC)の開催
- (2)野球指導者の派遣
- (3)指導書等の作成
- 普及振興委員会(長谷川一雄委員長)
- 競技としての野球の振興を図るため、老若男女を問わず一般国民の野球への理解を一層深めることを目指しています。特に女子や小学校低学年児童、幼稚園児等を対象に野球の面白さを伝えるため、ティーボールを用いた一般参加型の事業を全国展開している。また、1992年に国際野球連盟(IBAF)が提唱してスタートしたワールドベースボールウイークの事業は、ベースボールフェスティバルと改められ、普及振興委員会が継承して実施していく予定。
- 審判技術委員会(麻生紘ニ委員長)
- 日本の野球関係団体における審判技術の統一を図り、もって、審判員の発掘、育成を目指して発足した。プロアマそれぞれの審判代表者によって構成され、2001年には国内の統一審判技術マニュアルが完成した。また、各団体で審判を務める方や今後審判を目指す人々に様々な情報や技術を高めるための機会を提供するため、シンポジウムやアンパイアスクール等の事業も実施している。
- 日本代表編成委員会(松田昌士)
- IBAF並びにBFA等が主催する国際大会へ派遣する日本代表チームの編成並びに強化に関わる諸対策や方針を検討し、実際に事業を講じている。また、日本代表チーム編成事業をサポートするため、「日本代表強化本部長(長嶋茂雄)」「医科学サポート部会(増島篤 部会長)」「マーケティング部会(清武英利)」の3つの部会を置き、活動を行っている。
(注)2007年度には、「国際委員会」と「プロ・アマ協議会」を設け、今後の国際大会への対応を検討することになった。
共同声明
わが国の野球は、1870年代に伝えられ、すでに120年余の歴史を有している。この間、学生野球、社会人野球、プロフェッショナル野球をはじめ、軟式野球、少年野球など各団体の熱意と努力により、健全で、だれもが楽しめる球技として発展してきた。同時に、老若男女を問わず幅広いファンの温かい声援に支えられ、わが国最大の国民的スポーツに成長した。
今日、国民ニーズの多様化により、スポーツを取り巻く環境に変化が見られるようになった。われわれ野球に携わるものは、21世紀に向かって進むべき道を問い直してみる必要がある。
我が国の野球が国民に広く愛され、親しまれ、さらに発展していくために、いま何をなすべきか。各競技団体は、世界の頂点を極めるという大きな目標のもとに結束し、併せて底辺の拡大に尽力することが肝要である。
野球を愛するすべての団体が手を携え、技術の向上、指導者の育成、普及振興事業の充実を図り、競技者養成の組織化、野球環境の整備充実を推進する必要がある。
そのため、全日本アマチュア野球連盟、日本野球機構及び野球競技にかかわるすべての団体が結集して全日本野球会議を開催し、全員の合議に基づき、これら課題に全力で取り組むことに本日、合意した。